「志免町ば元気にするバイ!」
5月4日(水・祝)15時~福岡県志免町・シーメイト
202人(満員)
1.タッグマッチ・20分1本勝負
○若鷹ジェット信介、浪口修(8分49秒 反則勝ち)ディアブロ×、黒影
筑前りょう太の故郷でもあり、
九州プロレス、プレ旗揚げの地でもある志免町に
3年ぶりの凱旋。
オープニングは、若鷹ジェット信介が、
ゼロワン時代の弟分、北九州出身の浪口をパートナーに
九州討伐団を迎え撃つ。
場外戦からスタートし、
リングに上がれば、ジェットのバチバチファイトと
浪口の真っすぐなスタイルで、ハードヒットな試合展開。
しかし、チームとしてはディアブロ&黒影が何枚も上手。
ディアブロはチェーン、黒影は鉄パイプを持ち出し、
好き放題に暴れ回る九州討伐団。
ラストは、ディアブロ、ジェットへのチェーン絞首刑で、
厳しいレフェリングに定評のあるケニーの怒りを買い、
反則負けが告げられた。


怒りのジェット&浪口は、「もう一回やってやるぞ!」と
延長をアピールするも、
九州討伐団は「また遊んでやるよバーカ!」の言葉を残し、
リングを去って行った。
2.30分1本勝負
×田中純二(変形ジョナゴールド 816)アップルみゆき○
3月大会に、突如現れ、阿蘇山から大金星を奪ったアップル。
今回は、「九州男児の中の九州男児」田中純二を対戦相手に指名。
しかし、試合が始まると、純二の締め込み姿に笑ってしまい、
なかなか試合に集中できず。
序盤は、得意のグランドで圧倒する純二。
ようやく逃げ切ったアップルは、
「やりにくい!だってお尻が出てるんだもん」
レフェリーも呆れて「いつもこれです。」となだめながらも、
純二には「グランドが多い!」と警告。
純二も「しょうがないやろうもん!
バトーラツではこうやった!」と反論するも、
レフェリーは「セクハラでとめざるをえない…」と再度警告。


「キモいんだよ!起きろ変態!」と、
ようやくアップルも反撃を開始。
フェースクラッシャー、スタナー、
コーナーで純二のむき出しのお尻にスパンキング。
さらにDDT、ミサイルキックと畳み掛け、
回転エビ固めで丸め込むも、視界に迫るお尻に、
「やだー!」と自ら離し、純二に反撃のチャンスを与えてしまう。
純二はアップルをコーナーに追いつめヒップアタック!
これは、セクハラと見なされ反則。
ならばと、バックドロップ、ブレーンバスター、
とどめとばかり、三角締め。
しかし、これもセクハラ反則とみなされブレイク。
チャンスと見たアップルは急所攻撃からの、
変形ジョナゴールドで、
純二からも、まさかの3カウントを奪う大金星!
試合後のアップルのマイク
「おい変態!お前も男だろ!素直に負けを認めろ!
アップルみゆき九州プロレスなんと二連勝です!
この調子で明日も阿蘇山に勝ちます!」

3.45分1本勝負
×阿蘇山(8分55秒 横入り式エビ固め)相島勇人○
大型選手同士の超肉弾戦。
3月大会で愛弟子、桜島を全治3ヶ月の負傷に追い込んだ
相島勇人に対し、怒りの阿蘇山が出撃。
真っ向勝負を挑む阿蘇山に対し、
相島はセコンドについた黒影とディアブロを使い、
巧みな反則攻撃で、阿蘇山を痛めつけていく。

阿蘇山もようやく反撃開始。
ド迫力のミサイルキック、投げっぱなしパワーボム、
さらに万トーンを放つもカウント2でキックアウト。
ならばとコーナーに駆け上がり、
重量級のフライングボディプレスを狙うも、
黒影の鉄パイプで阻止される。
さらに黒影から後頭部を鉄パイプで殴打され、
立て続けにディアブロの悪魔首折り弾をくらい、
相島の横入り式エビ固めで丸め込まれ、
阿蘇山、無念の3カウントを聞いた。

4.タッグマッチ・60分1本勝負
○筑前りょう太、めんたい☆キッド(21分24秒 とぶバイからのエビ固め)台風5号、タイフ―USA×

筑前りょう太、3年前のプレ旗揚げ戦と同じコンビ、
めんたい☆キッドと組んで出陣。
対するは、人気、勢い共に、今、もっとも乗っている台風。
今回はアメリカから、大型台風、タイフーUSAを率いて登場。
タイフーUSAは入場するなりマイクで演説を始めるも、
英語なので意味不明。

めんたいと台風5号で試合はスタート。
いきなり飛ばす台風は、めんたいをコーナーに追いつめ、
強烈な台風尻爆弾2連発。
筑前とUSAは、ド迫力の肉弾戦を繰り広げる。
さらにめんたいに対しては、「I don't like MENTAIKO」と
強烈なパワースラム、ヒップドロップで潰しに出る。
さらに5号も、相手に台風ポーズをとらせる新技
「台風ストレッチ」でめんたいを絞り上げる。
さらにUSAと合体トルネードラリアット。
5号は得意の台風クレイドル。
USAはめんたいを軽々とリフトアップで抱え上げ、
そのままトップロープに放り投げギロチン。

前宙キックでようやく反撃の糸口を見つけためんたい。
筑前のコーナーニールキック、
めんたいのコーナーtoコーナーミサイルキック、
筑前のスピアー、さらにめんたいは、場外へケブラータ。

リング上に残った筑前とUSA。
がつんといくバイと、USAラリアットの激しい攻防に
打ち勝ち、必殺まっすぐとぶバイ!でUSAから完全勝利
試合後、相島&ディアブロ&黒影乱入。
台風5号をめった打ち。
「渦巻き(台風)この野郎!
なんでてめえがメインに出れるんだ!
顔じゃねえよ!
おい!にわかせんぺい(筑前)!
退屈だから、本気だして、対抗戦でもやれ!」
と、九州プロレスと九州討伐弾の対抗戦を要求。
筑前もマイクをとり
「相島!みんなで来い!
台風!悔しくないんか?
今のままのお前でいいのか?
一緒にあいつらにぶつけるぞ!
あんたの力が必要ったい!」
と台風に共闘を申し出る。
しばらく考えた台風は、
観客の大台風コールに押され、
なんと筑前の手をがっちり握りしめ抱き合う!

「7月、お前らの最後にしてやる!
完全決着できるルールでぶっ潰す!」と
7月の3周年大会での決着を宣言し、
筑前&めんたい&台風の3人で、
「志免町ば元気にするバイ!」を斉唱し大会を締めた。