2016年4月17日(日)
『熊本ば元気にするバイ!(筋肉どんたく’16)』
福岡県福岡市 アクロス福岡イベントホール
観衆648人(超満員札止め)
熊本の震災を受け、急遽、大会名を
「熊本ば元気にするバイ!」と変更し、復興支援大会として開催。

①若武者初陣~加島大輔デビュー戦~ 1/15
◯桜島なおき(7分15秒 逆エビ固め) 加島大輔●昨年7月に入門し、修行を積んできた加島が、
遂にプロとしてのデビュー戦に挑む!

胸を貸すのは、加島の師範代を務めてきた桜島。
加島は序盤、チョップ、エルボーと気迫を見せるが、
桜島には通用せず、逆に顔面が吹っ飛ぶくらいの
えげつないエルボーを叩き込まれる。
桜島の串刺しラリアットをキックで迎撃すると、
渾身のドロップキックがヒット!

ボディスラムは上がらず、エルボー、タックルで、
ようやく桜島をぐらつかせボディスラム成功。
5分過ぎ、鬼と化した桜島は、
殴るようなエルボーの連打で、加島を追い込む!
さらに強烈なブレーンバスターからの拷問逆エビ固めで、
加島は遂に力尽きた。

試合後、加島の気迫を讃える桜島。
プロと認め、九州プロレスのジャージを肩にかけてあげデビューを祝福した。

②レッスルどんたく~九州ゆるキャラグランプリ~ 1/20
◯筑前りょう太 & ばってん×ぶらぶら & がばいじいちゃん
(7分26秒 片エビ固め ※まっすぐとぶバイ!)
ザ・グラバー & キシャーン● & 白くまどんたくと言えば、にわか面の筑前と博多ぶらぶらのばってん!
さらに、見物人のじいちゃんをパートナーに九州プロレスどんたく隊を結成。
初の3人(頭)揃い踏みとなる「グラバー商会」を迎え撃つ!
九州プロレスどんたく隊は、なんと、どんたくパレードでお馴染みの
「花車」にじいちゃんを乗せ入場し一気にどんたくムードへ。
グラバー商会は、ゴング前に奇襲!じいちゃんを3人がかりで痛めつける。
白くまはキシャーンをおぶって白くまプレス。
じいちゃんは、華麗な杖さばきで白くまを倒すと、グラバーがリングイン。
じいちゃんのピンチに、リング下からばってんが足をすくいグラバー激怒!

場外のグラバーに、じいちゃん意表を突いたプランチャ。

ばってんは「熊本に届けー!」と白くまに熊本名物エルボー!
ようやく入った筑前は、グラバー商会まとめて串刺し攻撃。
さらに、まとめてがつんといくばい!
グラバーには回るばい!
ご主人様のピンチにキシャーンが急所攻撃。
ひるむ筑前に、3人がかわるがわるラリアート。
さらにグラバーは、白くまとキシャーンをおぶってのマネープレスは失敗。

チャンスと見たばってん&じいちゃんはWばってんボンバー!
がばいトーンボム、熊本名物エルボーと畳み掛け、
筑前のまっすぐとぶばいが見事に決まり、どんたく隊が勝利した!


③九州 vs 玄武會 vs 沖縄 三軍対抗三つ巴戦! 1/30
田中純二 vs 阿蘇山 vs HUB
◯阿蘇山(7分31秒 エビ固め ※マグマスプラッシュ)田中純二●九州、玄武會、沖縄…三軍を代表する「仕事人」による三つ巴戦!
HUBは、阿蘇山に果敢に挑むも、早くも力負けを認め、
純二と九州&沖縄同盟を結び、ハンディキャップの様相へ。
二人がかりで串刺しラリアット、ふらつく阿蘇山へ
純二がブルドッキングヘッドロックからフォールへ行くと、
HUBが裏切り!純二とチョップ合戦。
純二と場外でやりあう阿蘇山へトペを放つHUB。

阿蘇山は豪快にHUBにタックル、ダブルアームスープレクス。
劣勢のHUBは、再び純二とWドロップキック!
一緒に勝ち名乗りを上げるも、純二に強烈なムチを打ち込み、
あっさりと裏切る。
純二は阿蘇山にブロックバスターからダイビングヘッドバッドを狙うが、
HUBの邪魔で自爆。

HUBは阿蘇山をブレーンバスターで投げ、その上に純二をブレーンバスター。
そして二人まとめて、コーナートップからのダイビングセントーン。
純二の空爆にはムチで迎撃し、ラリアット。

追い打ちのジャックハマーでフラフラの純二へ、阿蘇山のマグマスプラッシュが炸裂し、
三軍対抗三つ巴戦は玄武會が勝利した。

試合後、熊本出身の阿蘇山がマイクを取り、
超満員の観客に、被災した熊本・大分の復興支援を呼びかけ、最後に『負くんな、熊本!』と絶叫。
④Uの遺伝子 vs ルチャリブレ~第2章~ 1/45
◯佐々木日田丸(10分28秒 片エビ固め ※日田丸式パイルドライバー)ビリーケン・キッド●1.31北九州で行われた初の一騎打ちは、
日田丸が関節地獄で追いつめながらも、ビリーが執念の逆転勝利!
試合内容に納得できない二人は、共に再戦を要求し
Uとルチャのイデオロギーの闘い…再戦へ。
試合は、蹴りの牽制とグランドの取り合いで静かなスタート。
日田丸がサッカーボールキックを出すと意地を張り合い、交互に撃ち合う。
キック対決は日田丸に凱歌。
ビリーはロープに飛ばすも、日田丸は付き合わず回り込んでスリーパー。
北九州では失敗に終わったビリンコバスターは成功!

トップロープへ登ったビリーをハイキックで落とす日田丸。
ならばと、ジャベを繰り出すビリー。クランチループで痛めつける。

5分過ぎ、エルボー、ローキック、チョップと打撃戦へ。
日田丸はハイキック2連発でビリーを圧倒し、
日田丸式パイルドライバーを狙うも、コウモリ吊りで返すビリー。

日田丸は強烈なミドルキック連打。
3発目をかわすと、ビリーはアンサーボムで逆襲。
勝機と見たビリーは、ベルディエゴを狙うが、
日田丸は腕ひしぎ逆十字固めに切り返す。
さらに、腕へキック連打、腕折り、卍固めと腕狙い。

激しい打撃戦の末、日田丸式パイルドライバーが見事決まり、
日田丸が北九州でのリベンジに成功した。

⑤激突!玄武會 × 沖縄頂上決戦! 1/60
◯玄海(20分26秒 片エビ固め ※玄海灘)シーサー王● 1.31玄武會vs沖縄の全面対抗戦で、
最強九州男児とも呼ばれた玄海が、まさかの完全KO!
「玄海はこんなもんか?」とシーサー王がシングルマッチを要求し、
遂に玄武會と沖縄の頂上決戦が実現!
北九州での悪夢を払拭するため熱り立つ玄海は、
序盤から気迫十分の激しい攻撃!
シーサー王の側頭部へ強烈な蹴りを見舞いダウンさせる。
5分過ぎ。フットスタンプ二連発で悶絶させ、
チョップ、ミドルキック、ヘッドバッドで追い込み、
藤波戦で身につけたドラゴンスリーパーで締め上げる。
ならばとシーサー王は、玄海のミドルキックをキャッチすると
ドラゴンスクリューへ。さらに、串刺しシーサーラリアット、
首、後頭部と前後のラリアット連発で大反撃!

10分過ぎ、シーサー王の投げっぱなしパワーボムを食らうも、
玄海は、強烈なアッパー、キック、フライングラリアットと畳み掛け、
場外のシーサー王へ重爆トペ!ペディグリーはカウント2.8。

15分。スーパーシーサーラリアットはなんとかキックアウト。
ならばと、ファイナルシーサーを狙うが、なんとか逃れる玄海。
ラリアットの撃ち合いを制したシーサー王は再びファイナルシーサー狙い。
これもなんとか逃れ、フランケンシュタイナー、投げっぱなしジャーマンへ。
シーサー王は決着をつけるべく、完璧なドラゴンスープレックス、

さらに、3度目にしてファイナルシーサー成功。

万事休すと思いきや、玄海は息を吹き返しトップロープのシーサー王に超人拳!
雪崩式ブレーンバスターから、さらに超人拳3連打。
ふらふらのシーサー王へ、強烈な打首からの打首・極のコンボ。
そして大ダメージのシーサー王を豪快に担ぎ上げ、トドメの玄海灘!
玄海がリベンジに成功し、玄武會と沖縄プロレスの頂上決戦を制した。

⑥筋肉どんたく’16~九州プロレス選手権試合~ 1/60
<王者>◯めんたい☆キッド
(17分6秒 片エビ固め ※めんたい☆スプラッシュ )
<挑戦者>藤田ミノル●ばってんの挑戦の退け2度目の王座防衛に成功しためんたいに、
「玄海が命を削って高めたベルト、めんたいが価値を落としきる前に挑戦する!」
と待った!をかけた玄武會の藤田ミノル!
学生時代から憧れた藤田を、最大の敬意を込めて迎え撃つ!
観客をも敵視した藤田の老獪な引き出しの多さに翻弄されるめんたい。
後頭部へ低空ドロップキック、さらにエプロンでギロチン。
場外から走り込んで、顔面へドロップキックと立体的な攻撃を見せる。
5分過ぎ。藤田はロメロスペシャルで揺さぶり、
腰にダメージを与え、腰へサイドバスター。

ニー、チョップ、エルボーと打撃戦へ。
ようやく、ペースを掴んだめんたいは、ロープに飛び乗り、
振り向き様にミサイルキック。さらにめんたいバスター。フットスタンプ。
串刺しエルボーから、コーナーtoコーナーのミサイルキック。
10分経過。めんたいのスワンダイブを迎撃した藤田は、
Wアームの体勢から腰を打ちつけるバックブリーカーで反撃。
さらに、変形リバース・ゴリー・スペシャルで腰へ追い打ち。
そしてボーンヤードで締め上げギブアップを狙うも、なんとか耐えるめんたい。

めんたいは、SAYONARAを切り返し、掟破りの逆SAYONARA。
チャンスと見ためんたいはトップロープへ。
しかし、藤田は下から延髄斬り。そしてえげつない雪崩式SAYONARAへ!

めんたい、なんとかキックアウト。
ラリアットの撃ち合いから執念のSAYONARA。これもキックアウト。
これでもかと、再び雪崩式SAYONARAを狙うと、
めんたいは身体を反転させ、雪崩式DDTに切り返し両者ダウン。
エルボー撃ち合いからハリ手の撃ち合い。
めんたいはローリングハリ手3連発からロープへ飛び乗りミサイルキック。

めんたいバスターはキックアウト。
ならばと完璧なめんたい☆スプラッシュを完璧に決め3カウント。
第4代王者が3度目の防衛に成功した。

試合後、めんたい個人として、学生の頃から憧れた藤田へ感謝の言葉を。
そして、今度は王者として玄武會全員に対し宣戦布告を行った。
めんたい
「おい!玄武會!俺は玄海に勝った!藤田ミノルにも勝った!
4人中2人がやられて悔しくないのかよ!」
挑発に乗った玄武會全員がリングに上がり、一瞬即発状態へ。
めんたい
「次、6月、鹿児島だろ?鹿児島と言えば桜島!
俺がアウェーの地に行って、このベルト賭けてやるよ!
逆指名だ!桜島!やれんのかよ!」
桜島
「上等だ!上等だ!ベルト受けてやるよ!
2年前の博多スターレーン大会、
俺はあんたに勝ってる!それがすべてだろ!
6月19日鹿児島大会、ベルト巻くのはこの俺だ!」
めんたい
「めんたい☆キッド一人で玄武會、全員ぶっ潰しますんで、
みなさん見ててください!」

ラストは、九州プロレスを代表して、
「熊本ば元気にするバイ!」で熊本にエールを送った。
- 2016/04/17(日) 22:56:26|
- 試合結果
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7月10日(日) くまもと森都心プラザ大会
『熊本ば元気にするバイ!’16』の開催が決定いたしました!
【大会名】『熊本ば元気にするバイ!’16』 【日程】2016年7月10日(日)
14:30開場 /15:00開始
【会場】くまもと森都心プラザホール(熊本市西区春日1丁目14番1号)
入場券発売日
4月18日(月)13時~ 後援会先行予約!
4月20日(水)10時~ 一般発売開始! 【前売券料金】
S席=5000円
A席=4000円
B席=3000円
(学生)2000円(当日座席指定、引換時要学生証)
親子ペア席5000円(当日座席指定、小学生1人追加ごとに+1000円となります)
※当日500円UP
※未就学児無料(お席は保護者等ひざ上)
【前売券取扱所】
■ローソンチケット(TEL:0570-084-008)(Lコード:82934)
>>ローソンチケットはこちら ■チケットぴあ(TEL:0570-02-9999)(Pコード:832-559 )
>>チケットぴあはこちら ■イープラス
>>イープラスはこちら ■スリーオクロック(TEL:092-732-1688 WEB:www.3pm-net.com)
■ NPO法人九州プロレス(TEL:092-400-9938)
オンラインショップ、または電話での販売となります。
※後援会チケット割引特典をご利用の方はお知らせ下さい。
【協賛】 協電機工株式会社
- 2016/04/14(木) 11:54:39|
- スケジュール情報
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4月17日(日)に開催される アクロス福岡・イベントホール大会
『筋肉どんたく’16』での九州プロレス選手権試合に向けて挑戦者・藤田ミノルと、王者・めんたい☆キッドが
コメントを発表!
【全対戦カード】
①若武者初陣~加島大輔デビュー戦~ 15分1本勝負
桜島なおき vs 加島大輔昨年7月に入門し、修行を積んできた加島が、
遂にプロとしてのデビュー戦に挑む!
胸を貸すのは、加島の師範代を務めてきた桜島…。
厳しいプロの洗礼を浴びせるか!?
②レッスルどんたく~九州ゆるキャラグランプリ~ 20分1本勝負
筑前りょう太 & ばってん×ぶらぶら & がばいじいちゃん
vs
ザ・グラバー & キシャーン & 白くまどんたくと言えば、にわか面の筑前と博多ぶらぶらのばってん!
さらに、がばいじいちゃんをパートナーに、
初の3人(頭)揃い踏みとなる「グラバー商会」を迎え撃つ!
個性がぶつかり合うキャラクター祭りとなるか?
③九州 vs 玄武會 vs 沖縄 三軍対抗三つ巴戦! 30分1本勝負
田中純二 vs 阿蘇山 vs HUB九州、玄武會、沖縄…
三軍を代表する「仕事人」による三つ巴戦!
それぞれのチームの威信を懸けた
絶対に負けられない闘いがそこにある!
④Uの遺伝子 vs ルチャリブレ~第2章~ 45分1本勝負
佐々木日田丸 vs ビリーケン・キッド1.31北九州で行われた初の一騎打ちは、
日田丸が関節地獄で追いつめながらも、ビリーが執念の逆転勝利!
試合内容に納得できない二人は、共に再戦を要求し
Uとルチャのイデオロギーの闘い…再戦のリングへ!
⑤激突!玄武會 × 沖縄頂上決戦! 60分1本勝負
玄海 vs シーサー王 1.31玄武會vs沖縄の全面対抗戦で、
最強九州男児とも呼ばれた玄海が、まさかの完全KO!
「玄海はこんなもんか?」とシーサー王がシングルマッチを要求し、
遂に玄武會と沖縄の頂上決戦が実現!
⑥筋肉どんたく’16~九州プロレス選手権試合~ 60分1本勝負
<王者>めんたい☆キッド vs <挑戦者>藤田ミノル ばってんの挑戦の退け2度目の王座防衛に成功しためんたいに、
「玄海が命を削って高めたベルト、価値を落とす前に挑戦する!」と
待った!をかけた玄武會の藤田ミノル!
学生時代から憧れた藤田を、最大の敬意を込めて迎え撃つ!
【大会名】『筋肉どんたく’16』 【日程】2016年4月17日(日)
14:30開場 /15:00開始
【会場】アクロス福岡 イベントホール(福岡市中央区天神1-1-1)
入場券発売中! 【前売券料金】
最前列席 6,000円 ※完売 S席=5,000円 ※完売 A席=4,000円
B席=3,000円
(学生)2,000円(当日座席指定、引換時要学生証)
親子ペア席5,000円(当日座席指定、小学生1人追加ごとに+1000円となります)
※当日500円UP
※未就学児無料(お席は保護者等ひざ上)
【前売券取扱所】
■ローソンチケット(TEL:0570-084-008)(Lコード:86724)
>>ローソンチケットはこちら ■チケットぴあ(TEL:0570-02-9999)(Pコード:831-689 )
>>チケットぴあはこちら ■イープラス
>>イープラスはこちら ■スリーオクロック(TEL:092-732-1688 WEB:www.3pm-net.com)
■ NPO法人九州プロレス(TEL:092-400-9938)
オンラインショップ、または電話での販売となります。
※後援会チケット割引特典をご利用の方はお知らせ下さい。
【協賛】 株式会社プラスワン、キューハイテック株式会社、有限会社とびっちょ、株式会社ふくや、株式会社一楽ラーメン、株式会社ジャパンネットワークグループ
- 2016/04/07(木) 18:38:23|
- スケジュール情報
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インターンシップ学生による選手インタビュー~桜島なおき~
「みなさんこんにちは!九州プロレスで職場体験をさせていただいている中村短期大学一年の杉野あかねと申します。今回は桜島なおきさんにインタビューをさせて頂きました。
インタビューも4回目となり、だんだんと慣れてきて以前よりスムーズに行うことが出来てきたような気がします。今回が最後のインタビューという事で気合を入れて頑張りました。それでは始めさせていただきます!」
(九州プロレス事務所にて収録)
杉野:桜島さんのプロレスを始めたきっかけを教えてください。
桜島:小さい頃夏休みの宿題をしていて終わらなかったんです。それで「うわー」ってなってる時に息抜きにテレビをつけたんです。その時にやっていた番組がプロレスですごい“華やかなスポーツ”だという印象を受け、そこからプロレスというものにのめり込まれていきましたね。
杉野:本格的にプロレスを始めたのはいつ頃ですか。
桜島:本格的には高校生の頃に色々進路を決めなければいけない中で、プロレスというのは身長や体重に制限があり、体格が重視されるんだけど、ちょうどその頃に地域密着型プロレス団体が増えてきて、地域密着団体はあまり体格の制限が無く、入門テストに受かれば入団できるというもので、これなら自分もプロレスラーになるチャンスがあると思い、一度受けてみようと決意したね。
杉野:入門テストに向けてどうやって体格づくりをしたのですか。
桜島:僕はもともと高校生までずっと野球をやっていて、体力ってのはすごく自信があって、プラスそのプロレスというのはイメージを考えた時に、首を鍛えたりジムに行ったりして体を作るのを毎日行っていましたね。
杉野:どうして出身地である鹿児島を出て、大阪プロレスに入団したのですか。
桜島:あー、それはね、大阪に親戚がいて「大阪プロレス」という地域密着団体があったんだけどそこの試合を観戦してみて、自分と同じくらいの身長体重の人たちがすごくお客さんを楽しませている姿に感動して、で、なおかつ、身長体重制限もクリアできていたので、ここでプロレスをやってみたいなという気持ちが大きくなりました。
また、大阪プロレスは毎週試合を行っているので、安定して試合ができることキャリアを積めることも魅力の一つだった。
杉野:大阪での6年間はどんな生活を送られていたのですか。
桜島:6年間はまあ大変でしたねー。デビューするまでももちろん大変だったけど、デビューしてからも肩の脱臼の怪我で累積2年くらい欠場してしまい、どうしようもないなって思っていた時に、肩の手術した。でその肩の手術が色々な治療を試した中で奇跡的に自分に合った治療だったので、そこから欠場することなく試合も出れるようになりましたね。本当に最初の2年はレスラーと言って良いのかわからないような生活だったので、3年目からようやくスタートしたものの、やっぱり1番下で雑用とかプロになってからも練習生と同じような仕事をしていた。とにかく下積みも長かったし、先輩との差もすごかったからそういった面で大変だったけどすごく成長できた6年だったね。
杉野:では、どうしてその6年間いた大阪プロレスを退団し、九州プロレスに入団すると決めたのですか。
桜島:んー、まあ1番最初に声をかけられたのが「九州プロレス」だったというのもあってかな。その一週間後に別のところからも声をかけてもらったんだけど、大阪にいて地元で試合をしたことがなかったから、九州で試合したいって思っていたし、出身ってのもあって導かれるように九州プロレスに来たね。
杉野:プロレスのやりがいはどんな時に感じますか。
桜島:なんて言ったらいいのかな。大変だけど、勝っても負けても拍手を送ってもらえる、それに向かってまた頑張ろうと思えるからそこかな。なかなか拍手を送ってもらえるという仕事はないから、俺らの場合は勝ち負けに関係なく応援してくれるのをありがたく背中に感じていますね。
杉野:本日も施設慰問を行ってたくさんの方に元気を届けましたが、桜島さんの元気の源を教えてください。
桜島:食事と、音楽と、あとは…。昔はプロレスに元気をもらっていたが、今は元気を与える側になったので、美味しいものを食べたり、好きな音楽を聴いたりすることで力をもらっていますね。
杉野:ちなみにどんな音楽を聴くのですか。それと好きな食べ物は何ですか。
桜島:特にジャンルはこだわらないね。ラジオをよく聞くからそこで流れる曲を聴くよ。好きな食べ物はやっぱり鹿児島名物のとりの刺身!!
杉野:では最後に今後の桜島なおきとして目指すもの、目標を教えてください。
桜島:目指すものは、やっぱり九州各地色々なところでね、俺ならではなんだけど俺はまあ鹿児島出身なんでね鹿児島のみなさまの前でもっと多く試合出来たり、施設訪問で元気を届けたり、プロレスラー「桜島なおき」というのを伝えていきたいなって。それが鹿児島出身レスラーの使命かなと思ってるね。
杉野:桜島なおきさん貴重なお話をありがとうございました!!

※インタビュー後記※
今回桜島なおきさんにインタビューをしてみて、桜島さんは誰よりも地元鹿児島を愛されている方なのだという風に感じました。地元でもっと活躍してもっと自分を知ってもらいたいという熱い思いが伝わってきました。このように地元を愛されている選手がたくさんいるのが九州プロレスの良い特徴なのではないかと私は思います。
私も福岡生まれ福岡育ちなので、自分の地元をもっと愛せるようになっていけたらいいなと思います。
全4回の「短大生が聞くバイ!」、誤字や文法の間違いもあり読み辛い箇所が多くあったと思いますが、最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

杉野さん、10日間のインターンシップお疲れ様でした。明るく優しい杉野さんには、きっと楽しい社会人生活が待っていると思います。10日間の経験をいかして就職活動頑張って下さい!(九州プロレス)
- 2016/04/01(金) 17:00:00|
- お知らせ
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